外国為替(FX)市場では、ほとんど使われていないトレード手法なのですが、商品先物市場や株式市場などでは世界中で広く使われているトレード手法です。
サヤ取りとは異なる通貨ペアのサヤ(レートの差)が縮小または拡大するのを利用して利益を出そうとするトレード手法なのです。
通常のトレードでは通貨ペアのレートが『上がる、もしくは下がる』で損益が生じますので例えば、ある通貨ペアの買いポジションを入れたとしましょう。
この場合、約定レートより上がれば利益になり、下がれば損失になりますね。
サヤ取りは異なる通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に仕掛ける事になるますので、上記のように『上がる、下がる』ではなく、サヤ(レートの差)が『縮小もしくは拡大』する事により損益が生じる訳です。
以下に事例Aでは 『 拡大⇒縮小 』 、事例Bでは 『 縮小⇒拡大 』 の仕掛け・手仕舞い・損益計算を載せていますので参考になればと思います。
関連記事 事例(AとB) スワップ金利
2006年09月30日
為替サヤ取りの概要
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| 為替サヤ取りについて
2006年09月29日
為替サヤ取りの事例(AとB)
外国為替(FX)取引の通貨ペアで2つの事例(AとB)を書いてみます。
サヤ取りの『拡大⇒縮小』を仕掛けるケース事例A
損益は次のようになります。(スワップ金利・スプレット・手数料等は含まず計算)
EUR/JPY 売りの利益 140.00−135.00= 5
CHF/JPY 買いの損失 88.00− 90.00=−2
差引損益 5−2=3
上記の仕掛ける基準として『ユーロが下がる、スイスフランが上がる』と判断したわけではなく、サヤ(レートの差)が縮小に向かうと判断したわけです。
サヤ取りの『縮小⇒拡大』を仕掛けるケース事例B
損益は次のようになります。(スワップ金利・スプレット・手数料等は含まず計算)
GBP/JPY 買いの利益 210.00−200.00=10
CHF/JPY 売りの損失 90.00− 95.00=−5
差引損益 10−5=5
事例Aとは反対のケースとなりますが、この場合も同様に仕掛ける基準として『ポンドが上がる、スイスフランが下がる』と判断したわけではなく、サヤ(レートの差)が拡大に向かうと判断したわけです。
サヤ取りとは、このように売りと買いのポジションを両建てで仕掛け手仕舞いする事により利益を出すトレード手法なのです。
関連記事 概要 スワップ金利
サヤ取りの『拡大⇒縮小』を仕掛けるケース事例A
| 仕掛け | 手仕舞い | |||
| EUR/JPY | 売り | 140.00 | 買い | 135.00 |
| CHF/JPY | 買い | 90.00 | 売り | 88.00 |
| サヤ | 50.00 | 47.00 | ||
損益は次のようになります。(スワップ金利・スプレット・手数料等は含まず計算)
EUR/JPY 売りの利益 140.00−135.00= 5
CHF/JPY 買いの損失 88.00− 90.00=−2
差引損益 5−2=3
上記の仕掛ける基準として『ユーロが下がる、スイスフランが上がる』と判断したわけではなく、サヤ(レートの差)が縮小に向かうと判断したわけです。
サヤ取りの『縮小⇒拡大』を仕掛けるケース事例B
| 仕掛け | 手仕舞い | |||
| GBP/JPY | 買い | 200.00 | 売り | 210.00 |
| CHF/JPY | 売り | 90.00 | 買い | 95.00 |
| サヤ | 110.00 | 115.00 | ||
損益は次のようになります。(スワップ金利・スプレット・手数料等は含まず計算)
GBP/JPY 買いの利益 210.00−200.00=10
CHF/JPY 売りの損失 90.00− 95.00=−5
差引損益 10−5=5
事例Aとは反対のケースとなりますが、この場合も同様に仕掛ける基準として『ポンドが上がる、スイスフランが下がる』と判断したわけではなく、サヤ(レートの差)が拡大に向かうと判断したわけです。
サヤ取りとは、このように売りと買いのポジションを両建てで仕掛け手仕舞いする事により利益を出すトレード手法なのです。
関連記事 概要 スワップ金利
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| 為替サヤ取りについて
2006年09月25日
為替サヤ取りのスワップ金利
外国為替(FX)取引ではポジションを持つとスワップ金利が発生しますね。
サヤ取りでは売りポジションと買いポジションを同時に入れることになりますので通貨ペアの組み合わせにより以下の3つが生じる事になります。
『支払いと支払い』、『支払いと受取り』、『受取りと受取り』
もちろんスワップ金利の受取りが出来る場合のみ、ポジションを入れるという事もトレード方法としては有効ですね。
サヤ取りを行なう場合、スワップ金利は売買の判断を狂わせる要因の1つになる事も事実です。
スワップ金利を受取るポジションの場合
仕掛けが早くなる、増し玉をするのが早くなる、手仕舞いが遅くなるなど。
スワップ金利を支払うポジションの場合
仕掛けが遅くなる、増し玉をするのが遅くなる、手仕舞いが早くなるなど。
受取り、支払いのどちらも僅かながら売買に差が出てしまうのです。
これらは心理的なものなので、技術の向上と共に解消する事が出来るでしょう。
関連記事 概要 事例(AとB)
サヤ取りでは売りポジションと買いポジションを同時に入れることになりますので通貨ペアの組み合わせにより以下の3つが生じる事になります。
『支払いと支払い』、『支払いと受取り』、『受取りと受取り』
もちろんスワップ金利の受取りが出来る場合のみ、ポジションを入れるという事もトレード方法としては有効ですね。
サヤ取りを行なう場合、スワップ金利は売買の判断を狂わせる要因の1つになる事も事実です。
スワップ金利を受取るポジションの場合
仕掛けが早くなる、増し玉をするのが早くなる、手仕舞いが遅くなるなど。
スワップ金利を支払うポジションの場合
仕掛けが遅くなる、増し玉をするのが遅くなる、手仕舞いが早くなるなど。
受取り、支払いのどちらも僅かながら売買に差が出てしまうのです。
これらは心理的なものなので、技術の向上と共に解消する事が出来るでしょう。
関連記事 概要 事例(AとB)
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| 為替サヤ取りについて